随筆かも知れない

ただ称える

7月31日

「今現在に内なる光に輝いて居らないまことに愚かしい姿であります。」と、これは前回の終わりの一文です。ここにも私を惑わせる私があります。

私も一応ともうしましょうか反省はするのです、愚かな私であると。しかし、そこに同時に「反省する私」をかわいがる私がおり、時には誉める私がおります。

「私」の計らいというもの、自力への執着はどこまで根強いのでしょうか。それを捨て去るところに本当にお念仏がでて下さるはずであるのに、いわばお念仏まで自分で計らっている。

そういう自分に気がつけば髪の毛をかきむしり、頭を地面に打ち付けたくもなるのですが、あろうことか「痛いからやめておこう」とひそかに思っていたりもする。

極重の悪人とは他の誰かのことではなく、私しかいないのです。この私でも救っていただけるのかと、もはや信じる信じないという話ではありません。


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京都の五山の送り火は
今回は関西弁で


「じねん」と読むらしいです
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