随筆かも知れない

謝すべし

2月17日

仏さまは等しく衆生を救うてくださる、慈悲の光のとどかない所はないのである。確かにそうなのであろう。しかし、どうすればそれが実感できるのか。私にはその実感がないではないか。

この私が現に救われたと、摂取の光とはこれだったと実感が持てないのであれば、少なくとも私はそれを口にすることが出来ない。お聖教にはそう書かれているとしか言えない。

何かしらそういうふうなことを思っていたのです、どこということなくそういう考えが私にはあったのです。いま、ようやくにして今、その間違いに気がつきました。気づかせていただけました。

救う救わぬはもとより、救われた、いや救われていないということは私が取り沙汰することではない。私が実感したとして、それがまさしく救いであるかどうかを知ることなど出来るはずもない私なのです。

このことにどうして気がつかなかったのでしょう。

そしてまた、どうして気づかせていただいたのでしょう。


「念仏のみぞまことにておわします」という言葉、これは単に言葉であるだけではないですね。

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