随筆かも知れない

光明無量

10月7日

全く詳しくないのですが、デジタルの世界で扱う「色」はR(red赤)G(green緑)B(blue青)のそれぞれの濃さで表されているんでしたでしょうか?濃さの最大値が255で16進数で255はFFですから白のカラーコード#FFFFFFは赤緑青ともに255なんですよね?

おもしろいことです。人間の目で識別できない10万を越える色を作る3つの素の色をそれぞれ一番濃くすると白になる。白は明白というふうに使うくらいですから明らかな色なのでしょう。黒はカラーコードが#000000ですから赤緑青ともに濃さが全くない色、まったく明白でない色、闇、無明ということになるのでしょうか。

赤緑青のどれかが255(FF)でない場合、私たちが普通にいう「色」となるわけですが、黒の世界、闇・無明の世界が「欲界」だとするならば、これが「色界」ということになり、例えば「芸術」もここにあるわけです。「無常観」というものもここにあります。「仏とは完全なる人格の円満者である」ともいわれますが、つまりそれは欠落したところが一点もないということで、仏の境界はここではありません。何しろ凡夫の私の目で見える世界ですから。

阿弥陀様は光明無量・壽命無量の仏さまです。光に強さがないとぼんやりとしか見えませんし、強い光でも陰ができて見えない部分ができてしまいます。光明が無量であるということは、そこにはじめてすべてが明白に知見されると言うことができます。陰がない、明らかでないもの・ことが一つもないのが光明無量の世界です。それが「無色界」であってその境界からすればどこまでも真っ白な世界ということになり、私たちに分かるように説かれるとき金色に輝く世界であるわけです。

光明が無量、壽命が無量といっても、阿弥陀仏にあっては光明が壽命であって無量であるのです。その境界がお浄土であり、阿弥陀仏のお浄土は極楽です。無明と色とがあらゆる「苦」をつくっているのですから、すべてが明らかであることほどの「楽」はないはずです。


何だか三界ということを無理矢理当てはめたので、苦しい文になっています。もし私が真っ白であるなら、このような苦しい文にはならないのでしょうね。

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