表紙

     

resources

rss1  rss2  atom03

昨日のこと

自分の身体の調子のこともあり、ほんの半時間程度の法要に来寺なさるお客さんのために、この暑いなか、このところ全く使っていない客間の畳をから拭きしたり、廊下を水拭きしたりする準備作業が大変な苦痛で、愚痴を言いながら、仕方なしにしていました。

汗だくになって、何とかスリッパを出し終えて、明日にならないとできない仕事だけを残して夕方のお勤めをしていると、笹箒で境内の砂地をはく音がしました。

いつ頃からかはわからないのですが、気がついたのは去年の秋の頃です、日曜日にこのあたりを散歩なさる方のお一人が境内の掃除をしてくださるのです。お礼を言おうと出て行くと逃げるように帰られますので、いまだ挨拶もできないままでいるのですが、うちの門徒さんでないのは確かです。

縁もゆかりもないお寺の掃除をするのに何か理由でもあるのかどうかはわかりませんが、私の勝手な考えでは、ただ散歩のコースにあるお寺の境内に笹の枯れ葉なんかが散らかっているから掃除をするというようなことではないかと思っています。

おっと、また来てくださった。そうか、今日は日曜日なんだと思いながら、愚痴を言いながら仕方なしに掃除をしていた自分は何なんだと思うと、疲れと汗の不快感でだらけていたお勤めの姿勢も声もしっかりとしました。