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「ご先祖さま教」

最近はもっぱら庭掃除や草引きなどの雑用と知り合いのウェッブ・サイト制作のお手伝いばかりしているのですが、一昨日、久しぶりに門徒さん宅の年回にお参りしました。

お内仏に掛けてある法名は間違いなく左利きの私が右手に筆を持って書いた字で、思い出してみればその法名が私が最後に書いたものです。一人暮らしをなさっていたおばあちゃん、急に亡くなられて、枕経にはそのおばあちゃんの家にお参りしたのも思い出しました。

一昨日は今では住む人のいなくなったそのおばあちゃんの家から直線距離で300メートルくらい離れたところに暮らしておられる息子さん一家の家にお参りしたのですが、考えてみればお参りに伺うのははじめてでした。

煙草を安いものに変えてから、タール含有量が多いために(?)すぐに喉が詰まってお経の声がでなくなるのですが、何とかお勤めも済ませ、お文も拝読し、さて、お話です。

・・・個人的には、お勤めは正信念仏偈だけで、後は座談のようなお話だけでいいのではないかとも思っていて、ですからお勤めは三部経なのですが、こちらとしてはお話が気になります。で、何をお話ししようかとあらかじめ考えてみたりはしたのですが、何しろ中陰から一周忌まで、お参りしたのは私ではありません。

お参りの方のお顔を見て、その場の雰囲気などというものもありますので、いわばぶっつけ本番でお話をさせていただきました。私のお話は理屈が多くてややこしいと自分でも思うのですが、ぶっつけ本番でのお話を後から思い返してみると、余計な方向に話がそれたりもせず、案外分かりやすかったのではないかと思ったりします。

時期がお盆ということもあったのでしょうが、今さらながらやはり「ご先祖さま教」とでも言うべきものの根強さを感じたのですが、私のぶっつけ本番のお話は、それこそが仏教だと思ってらっしゃる方にはかなりの刺激になったかも知れません。