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嬉しいこと

理由は他にも多々あるのですが、時にはほんの数歩歩くのも辛い、辛いというか歩けないこともあって、すっかり出不精になってしまっています。出不精は今に始まったことではないのですが、ここまでになるともう「籠城」でしょうか。

出先で苦しくなって、なりふり構わず蹲るなどという見苦しいことはできれば避けたいわけで、外見は健康そのものなのに、どうもこまったものです。十数年前まではそんな自分の事情を構うことなくお話を聞きたいと思うこともあり、出かけることもありました。

行き先が知り合いのお寺の場合は、ちょっと御免なさいよと誰の目にも触れることのない特等席に行って、壁にもたれてお話を聞いたりしたものです。最近は、そうまでしてもお話を聞きたいと思うこともありません。今日などは具合が悪く、ほぼ一日中生きているのかどうかも分からないように過ごしました。

煙草の値上げと同時に、それを口実に虫眼鏡がないと読めなくなった新聞の購読もやめたくらいですから、本を読むこともほとんどなくなっています。文章を読むことも書くことも好きな方だったのですが、最近では私の利き手は鎌や剪定バサミや鋸を持つ手になっています。

そんななか、嬉しいことに虫眼鏡を使ってでも読みたい本と出会うことができました。これはたいへん嬉しいことでした。ということで、さて、大げさに言うのではなく、いまだ息があることの不思議さを感じながら、虫眼鏡を使って続きを読むことにします。