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あるべきこと

「べし」という助動詞は、うろ覚えですが、7つほどの意味があって、便利といえば便利、しかし、解釈するには難しい言葉です。

不断に四時は行われ、あるべきことはある。

二三日前からタケノコはまだかいなと思って山にはいるのですが、雑竹が何本か生えてきているものの、目当ての孟宗は一本もありません。桜も遅かったのですが、タケノコも遅いのでしょうか。

毎年、連休に入る前からほとんど毎日山に入ります。産地では「掘る」というのでしょうが、うちではタケノコを「おこす」と言います。おこしたり、切って捨てたり、終いには蹴り倒して回ります。

覚えている限りでも何度か不作の年はあったのですが、四月下旬のこの時期に一本もないというのは覚えがありません。貧乏寺の住人としては、タケノコはとても有り難い恵みなのですが、困ったことです。

...このまま一本もでなかったとしても、それもしかし「あるべきこと」と言えるわけです。受け入れがたいことというのは、放射能の拡散のような大きなことからうちの裏山のタケノコの不作のような小さなことまでさまざまにあります。

考えてみれば、受け入れるほかにないからわざわざ「受け入れがたい」と言うのでしょう。