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法悦満足の世界

誠に「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもてそらごとたわごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」であります。念仏なき所、世の一切はそらごとであります。それは内には煩悩具足の凡夫あり、随って外には火宅無常の世界が当然対応するからであります。しかしながら我等、一度如来に南無し念仏する時、名声十方に響流して、我等は内に煩悩を断ぜずして現生正定聚に住するが故に、外に火宅無常の世界はあるがままに法悦満足の世界となるのであります。
(曾我先生「行信之道」より)

説明も何もありません。以下は蛇足です。

「一度」とあります。一念帰命であり、回心ということでしょう。「内に煩悩を断ぜずして現生正定聚に住するが故に、外に火宅無常の世界はあるがままに法悦満足の世界となる」とは、なかなかそうはいかないというようなことではないのです。