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電光

6時前くらいから空が曇って、これは夕立が来るぞという感じがしてきて期待していたのですが、大規模な詐欺にひっかかったような気持ちです。

雷は鳴っているのですが、かなり遠いですし、水道の栓を締めたんだけれども閉めきるのを忘れたような雨の降り方です。生ぬるい空気がよどんで、風はほとんど全くありません。

1時間近く窓から外を眺めていたのですが、もうあきらめました。あきらめて、さて駄文を書いて自己満足の更新でもしようかと。

今日は5年前にお浄土にお還りなった何代か前のうちのお寺の総代さんの命日で、そういえばこんなふうな暑い夏の日の深夜に枕経のお勤めをしたことを思い出します。

戦時中に軍隊で自動車の整備から運転まで一通りのことを身につけられて、戦後まもなく運転免許を取得なさって、国道一号線がまだコンクリート舗装だった頃にオート三輪(というんでしたっけ?)で京都や大阪まで往復なさっていたようでした。

この方からは学ぶことが多く、報恩講のお花をたてるときなど、今では私がここはこういうふうにと偉そうに言っているのですが、全部この方が言っておられたことです。

お寺の総代さんというと、たとえばその地域の実力者であったり、代々の家柄であったりすることが多いと思うのですが、今にして思えばこの方などは人柄で選ばれた総代さんでした。

田舎ですから、今でも公の場で他人さまに雷を落とすような方がお寺の総代をなさっているようなところもあるようで、それはそれなりによいところもあるのかも知れません。

そういう方が、もうそんな時代ではない!と雷を落とされることもあるようで、雷の電光の先が自分に向かうべきだとはなかなか気づけないわけです。いろいろともの思う夏の夜です。