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急傾斜地

本堂の一部が急傾斜地の指定を受けているのですが、実際のところ本堂の裏は断崖絶壁で、草を刈ったり雑木を切るにもハシゴをたてなければなりません。

門徒さんが総出で草を刈って下さるときにはハシゴや脚立で手の届く範囲を刈って下さるのですが、ちょうど崖の3分の2くらいまでが限界でしょうか。その上の部分は手つかずの状態です。

無理をして怪我をしてもらうと困りますし、切り立った崖で、土が塗りになっていますから植物の根が張っている方がよいのかも知れません。ひどい雨の降った後などは、人の頭ほどの大きさの土塊が落ちていることもある場所です。

問題はそこに生える竹です。タケノコのうちに刈っておかないと竹になって、少しの風でも倒れます。倒れて本堂の屋根に傷を付けると厄介なことになります。そうならないように長い竿竹で人の背丈ほどになったタケノコ(竹?)を折らなければなりません。

もっと都合のよい道具があれば簡単な作業なのでしょうが、腕が疲れて、見上げてばかりいるので首も痛くなってきます。電線の保守を専門になさっている業者さんなどは実にうらやましい限りの道具を持っておられますが、いかんせん、まったく高さが足りません。

こんなふうな作業を私は数十年続けているのですが、このお寺の歴代も同じことをしてきたのでしょう。今は肩こりに効く貼り薬もあって重宝しますが、そんな便利な薬のなかった時代も、もはや竹という方が相応しいようなタケノコを竿竹で折っていたのでしょうね。