表紙

     

resources

rss1  rss2  atom03

報土と化土

寒いです。今日のお講さん、空だきクリーニングを兼ねてファンヒーターを使いました。火があるとあるで暑いのですが、ないと寒いです。今部屋でこれを書いている私は、まるで冬の服装です。

お講さんでは、源信僧都がお釈迦さまの一代蔵経を5回読まれたうえでお浄土の教えに自ら帰依され、一切の人にこれを勧められたというようなお話をしました。

たとえば、冬場の暖房器具なら灯油のファンヒーターがよいと思う人が、熱を放射するタイプの電気ストーブを他人さまに勧めるということは考え難いわけです。

勧められる人のなかにはストーブなら電気ストーブがよいという人もいて、勧められたから灯油のファンヒーターを使うとは限らないのが普通なのでしょうね。

源信僧都は阿弥陀さまのお浄土に報土と化土を区別なさったのですが、このことはもっと重要視されてしかるべきことだと思うのですが、教学研究所編「正信偈」などには通り一遍の説明しかありません。

報身仏の浄土が報土であり、応身仏の浄土が化土であるといわれているなかで、阿弥陀さまの報土に報土と化土があるんだという見識は画期的なものだと思います。

大乗の至極と言われるご開山の教えというものは、この見識なしにはあり得なかったと言えるのではないかと思います。来月の2度のお講さんでも源信僧都のお話をする予定です。