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笹の根切り

古い刈り込み鋏を使って笹の根切りをしていますが、何とも驚かされるのは笹の根の強さです。使い方にも問題があるのでしょうが、刈り込み鋏の鉄の刃がグニャッと曲がります。

これでもかと言うほどに除草剤をまき、一度は根絶やしにしたと思った笹ですが、土から除草剤の成分が抜けたからでしょうか、のびのびと育ちます。

もともと一面に笹が茂っていた場所ですので、放置すれば10年も経たないうちに元の通りに戻るのでしょう。

一度人が手を入れたら、手を入れ続けなくてはならないというようなことを聞きますが、人の根気は自然のそれほど強くもなく、続きもしないに違いありません。

こういうことはどんなお説教をお聞かせいただくより骨身に染みます。

今日の仕事(=勤め?)として、ここからあそこまでの笹の根切りをしようと思い立ってそれを終えたとしても、どうでしょう、この時期なら切れていない根から笹の葉が顔を出すのに一週間もかからないかも知れません。

煩悩を刈り取ろうとすること自体に煩悩がまじるなら、煩悩を刈り取ることはすなわち煩悩の繁茂でしかありません。そもそも煩悩というのは刈り取れるものではありません。

地べたにお尻をおろして作業をしていても、やはり足腰も疲れますし、腕も疲れます。こういう作業が思うとおりにできると思うのは、体力のあるうちのことでしょう。

昔、母親が草むしりをするのを見ていたことがありました。恩徳讃を口にしながら、遊んでいるかのように思えましたが、遊んでいるのではなかったし、実は草むしりをしていたのでもなかったのでしょう。