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藤の蔓

裏山の藪の一角に少しだけ木の残っている所があって、柿の木などもあったのですが、十年ほども前から藤の蔓が至る所にはびこり、木を枯らせ、枯れ木をちぎって、今ではちょうどこの時期にきれいな白い花を咲かせています。

木や竹に巻き付いて伸びていった蔓は、高いところから何本も細い蔓をだらりとぶら下げています。それはまったく触手というのがぴったりの絵図で、今は白い花がきれいではあるのですが、放っておけばどこまで「勢力」を拡大するのだろうと思えてきます。

地中を這って根を至る所に張り、木でもあろうなら蔓を伸ばしてどんどん巻き付いていくのですが、ついには巻き付いた木を枯らせてしまい、枯れた木を引きちぎって網のような蔓で空中に掲げています。もうその場所には巻き付く木も竹もありません。

地面から伸びるかなりの太さの蔓を切ればいいのですが、建物にかからない限りほったらかしておいて、どうなるものなのか見届けようと思っています。

巻き付いて高く伸び、力余って巻き付いた木を枯らせて、さて、どうなるのか。寄生しているわけではないので成長は続くのでしょうが、巻き付く木がなくなれば地面にどさっと落ちるほかないのではないかと思います。

かなり前に報恩講のお話に来て下さった方が紹介して下さったのを虚覚えているのですが、「朝顔は バカな花だよ 根のない竹に 命までもと しがみつく」という歌(?)があるようです。