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法性の常楽 (3/21)

言い飽きたし、聞き飽きたことなのですが、何度確認しても本当には身に入りませんのでまた書きます。苦に対して楽があるのではないことが常楽であるという言い方ができると思います。

普通に私たちが楽だと思っていることは、苦に対しての楽です。比較、相対の楽です。苦がなく楽ばかりがあるとするならば、楽があたりまえになって楽が楽でなくなる、そういう楽です。

常楽というのは字の通り常である楽なのでしょうが、楽が楽でなくなるなら常ということは言えません。ですから常というのは変わらない、なくならない楽ということでもあるのでしょう。

無生(法)忍というのは、簡単に言えることではないのですが、あえて簡単に言えば不生であって不滅である、あるいは不生であるがゆえに不滅であるといえるのでしょう。

この無生(法)忍を獲るならば、即証ですから時をおかずということになりますが、ただちに法性が常楽であることを証する。悟りそのもの、あるいは悟りによる智慧そのものこそが苦もなく楽もない楽であることを証する。

証するということは、つまり悟る、お釈迦さまと等しい智慧を得るということですが、善導大師のお勧めは、やはり十分に注意をしながらいただくべきことであるに違いありません。