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生活-1-6 (3/1)

悪をつくり、罪を重ねるばかりの生活の中でお念仏もうすのではやはり自分が先に立ちます。

そうではなくて、我が身の罪のふかき事をうちすてお念仏もうすというなかに、言い方がおかしくて誤解を招くかも知れませんが、安心して悪をつくり罪を重ねるばかりの生活をすることができるのです。

私の生活は悪をつくるばかりであり、悪をつくらなければ生活ができない。罪のうえに罪を重ねるのが私たちの生活である。けれども、だからこそ阿弥陀さまはこの私を目当てにはたらいて下さる。

だから、自分で自分を悪人だ、いや少しは善いところもあるなどと斟酌して、お念仏を道具にするのではなくて、阿弥陀さまのおはたらきであるお念仏をいただいて、お念仏もうさせていただくなかで安心して生活させていただくのです。

生活の中でお念仏もうすところにある安心は、かりそめの安心です。壊れます。本当の安心ではありません。

本当の安心は大安慰というのです。これは阿弥陀さまという仏さまの別の言い方でもあります。阿弥陀さまそのものである大安慰こそが本当の安心であって、私たちは本当の安心の下でいのちのご縁の尽きるまで生活させていただかなければならないのです。