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私-1-2 (2/18)

たとえば空気があり、水があり、寒さや暑さを避けるもの、家で言えば屋根があり、その屋根をつくる材料があるという環境については言い出せばきりがないのですが、そういう環境が欠かせないわけです。

この環境というものは、これは子供だけでなく子供を育てる立場の人でも作り出せないものを数え切れないほど含んでいます。誰かが整えたのでないいのちについての環境というものが、これもやはりご縁に因ってある。だからいのちは護られているのです。

オギャーと産声を上げて、いきなり食べるものや身に纏うものや住まう家などというものを自分でどうにかすることができるようになった人はいません。誰しもが誰かの保護の元でいのちを護られてきたわけで、いのちを護ってきてくれたのは人だけでなく、人の力ではどうすることもできない環境でもあったのです。

私を中心にして言いますと、私は他の人や人の力ではどうすることもできない環境に護られて私のいのちを存えてきたということになります。護ってきたのではなくて、護られてきたのです。言うまでもなく、今も護られているのです。

お陰様という言葉をお聞きになったことがあると思いますが、これは私の知り得ないところで私を支え護ってくれている人やものごとに因って私は私であり得ている、そのことに対してありがとうとお礼もうす言葉です。