表紙

     

resources

rss1  rss2  atom03

お念仏-1 (1/15)

「なむあみだぶつ」ということにどういう印象をお持ちでしょうか。何かしらおまじないのような言葉だと思っていらっしゃるのではないかというのが私の憶測なんですが、どうでしょう。

おまじない、まじなうということは、国語辞典に載っている意味ですと、災いを避けようとして神仏などに祈る、祈ることによって病気とかを治療するということになります。漢字で書くと「呪う」となって「のろう」とも読みまして、他人に災いをふりかけるために祈るという意味もあります。

なむあみだぶつはおまじないの言葉ではありませんし、真宗ではといいますか、もともとの仏教ではともうしますか、けっしておまじないということをいたしません。祈るということがありません。

では、なむあみだぶつというのはどういうことなのかということですが、漢字で書きますと「南無阿弥陀仏」となるわけで、これは昔のインドのナマス・アミータ・ブッダという言葉の音を漢字で表したもので、阿弥陀仏に帰依いたしますという意味です。

言葉としてのなむあみだぶつの意味は阿弥陀仏に帰依いたしますということなのですが、お念仏、なむあみだぶつをお念仏といいますが、お念仏であるなむあみだぶつは、阿弥陀仏に帰依いたしますということにとどまらない意味があります。
(続きます)