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真宗門徒 (11/30)

うちのお寺では門徒さんの家のお内仏の報恩講が、2月・3月とこの時期に集中します。2月3月はもう年始めでもないのでしょうが、一応年始めということです。

お寺の報恩講を11月にお勤めしていた頃は、10月にお内仏の報恩講が集中したのですが、10月にお寺の報恩講をお勤めするようになってから集中するのが11月になりました。

お勤めなさる家がほとんどなのですが、立派なお内仏があっても昔からお勤めなさらない家もあります。「寺報」にときどきお内仏の報恩講について記事を書くのですが、お勤めなさらない家はやっぱりなさいません。

特に最近、今までは毎年お勤めをなさっていたのに、様々な事情でお勤めできない家が増えてきているように思います。ほんの1時間ほどのことですし、生々しい(?)ことを言えば「お斎米だけでも差定通りのお勤めをする」のがうちのお寺の昔からの仕来りですので、こちらとしては案内さえあればお参りしたいのですが、案内がないのにお参りするわけにもいきません。

なかなか難しいところですが、お勤めするように強く言うようなことはしていません。近隣の大谷派のお寺の中には、もう報恩講がお勤めできないところもあります。お寺ですらそうなのですから、門徒さんに強く言うことははばかられます。

同朋新聞だったでしょうか、「真宗門徒としての証しをたてよう」というようなことがよく書かれた時期があったように記憶していますが、お内仏の報恩講がお勤めできていなければ真宗門徒でないということもないでしょう。

何をもって真宗門徒であるとするかなどということは、誰かが合議でもして決めるようなことではないと思います。そもそも真宗門徒であるとかないとかいうことは、決められるものではないと思います。