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筍と松茸 (10/6)

松茸が話題になる季節になって、昔は春先に採ってご近所に配った筍が、この時期になって松茸になって返ってきたことを思い出す。

境内にあった松が「松食い虫」の被害にあって、根に酒を吸わせるといいという話を聞いてお酒をあげたりしたが効果なく、切ってしまったのが確か昭和57年。その頃は山の松はすでに枯れ果てて、倒れても放置されていた。

だから、筍が松茸になって返ってきた昔というのは30年ほども前のことになる。なにしろ筍はいっせいに出るから、いくら好物でも親戚知人にもらってもらう。それでも出るからご近所の竹藪のない家にも配る。

こちらとしては厄介払いのようなことなのに、竹藪のない筍好きにの人にとってはうれしいことだったらしく、そういう人の中で松茸山を持っている人が、この時期に松茸を下さった。

喜んで下さるだろうと思ってしたことでも喜んでもらえないこともあり、厄介払いをしても喜んで下さることもある。何かしらの見かえりを期待することは往々にして期待はずれに終わる。

こういう駄文から感じとることがあるとして、それも人によって様々なのだろうと思うと、色々な意味でおもしろい。