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おい、自分 (3/2)

小さな田舎町の小さなお寺なのに、このところ予定がつまっています。

去年くらいから歳のせいか朝眼が覚めるのが早くなって、出かける前に大あわてなどということはないのだけれど、朝のお勤め、朝食の支度や身支度など、気分的に追われます。

今朝などは、洗濯を怠けていたから履いていく足袋がなく、仕方なく夏物を履いて出ました。帰ってきてから別の場所を見てみたら、ちゃんと洗濯してある冬物が見つかったという落ちがついています。

そんなふうなことで、なかなかひとつひとつのことに身が入りません。

気がつけば、恥ずかしながら朝夕のお勤めもいわば「やっつけ」になっています。頭の中は食事の支度のこととか準備しなければならない文書のことなどが駆けめぐっていて、見事に口がお勤めしています。なんと人間は器用なものなんだろうと、思わず笑ってしまいそうになります。

明日も明後日もあると思うから不思議にもいただいた今日というこの一日がよろこべない。この一日、この一瞬一瞬のいのちのご縁が「あたりまえ」になってしまっているけれど、実際には文字通り有り難いことなんだ、と。これは昨日だったか、お参りした先で私が話したことで、自分の言ったことが自分の身に突き刺さって痛い痛い。

いろんな意味で、僧侶どころか、いっぱしの人間にもなかなかなれません、はい。