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所変われば (2/16)

「法事の勤め方」というようなキーワードで検索をしてみましたが、いろいろなサイトが紹介されていますね。いわゆる「業者さん」のサイトの他では真宗のお寺のサイトが多かったように思いますが、紹介されている順番だけのことでしょうか、あまりたくさん見たわけではないので何ともいえません。

「浄土真宗では〜」「○●宗では〜」という書き方がされていることが多いように思いますが、人口2万人くらいのこのちっぽけな町に真宗大谷派と浄土真宗本願寺派のお寺だけでも50近くあって、同じ町の同じ大谷派のお寺でも、ウェブサイトに紹介されているような「法事の勤め方」には違いがあります。

もちろん宗派によっては正式なというか模範的というか、定められた「法事の勤め方」のようなものがあるのでしょうが、この町の真宗大谷派に限らず、どこのお寺でも定められたものがあるとしてもその「法事の勤め方」通りに勤められているわけではないでしょう。

せめてお寺さまのサイトでは、たとえば「浄土真宗では〜」という紹介の仕方ではなく、「●○寺では〜」という書き方にするのがよいのではないかと思ったりします。

こんなちっぽけな田舎町のなかでも、「街」にあるお宅と「村」にあるお宅とでは、たとえば隣近所のおつきあいや町内会で行われる各種行事をみてもかなりな違いがあって、昔から引き継がれてきたものにも、ものの考え方にも違いがあります。

当然のことだと思うのですが、うちのお寺では「街」にあるお宅と「村」にあるお宅とで「法事の勤め方」を分けていません。「街」にあるお宅の方やそこのご親戚の方がうちのお寺の「法事の勤め方」を、たとえば「時間が長すぎる」と思われることはあるようですが、だからといって簡単に勤めて時間を短くしようとは考えません。

・・・一周忌法要に行ったお宅で、勤行の後に故人のことをお話ししていただけるのですねと、お参りの方のなかの比較的お若い方がおっしゃって、それがどういう意味なのかわかりませんでした。

もちろん私のようなものでも「お文」の後で必ずお話はさせていただくのですが、「故人のことを話す」って、どういうことなんでしょう。いつも通り、私の場合はまねごとですけど、ご開山のみ教えをお話してきました。

あるいはネットで「法事の勤め方」のようなことを調べてこられたのではないかと。法事の最後には故人の遺徳を偲んでお話をするというようなことが書かれていたのではないかと思って、ここにこんなことを書いてみたわけです。

雑な調べ方ですので、そういうことが書いてあるサイトは見つからなかったんですが、納骨堂完備で永代供養をご提供しておられるところもあるようです、はい。

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